昨日はびっくりしました。あなたの旦那様は大丈夫ですか?
- 2010年12月06日
- 院長コラム
一般的には、くも膜下出血は女性に多い疾患と言われています。しかし、一方では働き盛りの男性の重要な疾患として、昔からよく知られています。
実は、昨日知人の知り合いの43歳の男性が、くも膜下出血で倒れられた様です。容態は、重症で予断を許さない状態の様です。ご家族は奥様とまだ幼い2人の子供さんがおられます。知人の話では、その方は営業の第一線でご活躍されており、会社の検診では、高血圧症が少しあり、頭痛もなく、日頃からアルコールの量も多かったみたいです。また、その方の口癖は、体には自信があると日頃から周囲に豪語されていた様です。
この様な方のお話をお聞きするたびに、脳の検診の重要性を再確認する毎日ですが、「倒れてからでは遅い」と一方では声を大にして言いたいです。特に男性は、私も含めて恐がりで、自分に限っては大丈夫と思いがちです。脳の精密検査は決して恐くなく、痛くもない検査です。「脳の検診で、幸福な家庭を崩壊から救えると思えば簡単な事ではないか」と皆さんに再認識して頂きたいと強く思った昨日でした。