めまいの治療
- 2007年05月11日
- 院長コラム
めまいの症状から末梢性の疾患が原因か中枢性の疾患が原因かを見極める方法は臨床症状から困難です。通常は頭部MRI検査などの精密検査が不可欠となる場合が多いと考えます。
めまいの治療は多くの場合(脳腫瘍や脳主幹動脈の閉塞症以外)その原因に関わらずまず内服薬、安静、点滴加療が中心となります。内服薬は抗めまい薬、制吐剤、脳血流改善剤、ビタミン剤等が主体です。点滴加療は主にめまいを改善させる効果があるメイロン注射が中心となります。また、めまいの原因の多くはストレスや睡眠不足、季節の変わり目等の際に起る事から安静加療も重要となります。