あなたのお父さんの、御主人の、息子さんはの脳は大丈夫ですか?(男性は女性より生命力が弱く、恐がり)
- 2013年03月30日
- 院長コラム
平均寿命で読み取れる様に男性と女性の平均寿命は約7歳つまり10%程度男性が短命です。その原因について様々の要因が考えられますが、その一つに男性は遮二無二働き、そのストレスを飲酒や過食や喫煙で発散した結果、生活習慣病を引き起す事が挙げられます。またここだけの話ですが、男性の方は女性に比べて幼い頃から恐がりで、意気地なしで脳や心臓等の生命に関わる病気の検査を受けない事も原因のひとつではないでしょうか。実際病院の検査でも3歳になっても泣いてCT検査が出来ないのは殆ど男児です。また昨年1年間で当院(脳神経外科)へ受診される方の約65%は女性で35%が男性です。深刻な状況でも女性は一人で病院に来られますが、既婚者の男性は殆ど奥様同伴で来院され、診察室に一緒に入られる方もおられます。この様に男性は子供の頃から、気が弱く、しかもストレス社会にただよい生活しています。 ここで強調したいのは、統計学的にも男性は短命で病気にかかりやすい為、日頃から女性以上に健康管理が必要であるという事です。脳卒中になってからでは遅いです。男性の周りの女性が、その点を肝に銘じて積極的に脳の検査を勧めましょう。