気温と頭痛


猛暑日(最高気温35℃)は、熱中症の危険性が上がると同時に、体温調節の為、全身の血管が拡張し、片頭痛が起こりやすくなります。
片頭痛の方は、外出時片頭痛発作が起こリ得るので、片頭痛薬の持参を゙忘れないようにしましょう。

今日の天気


今日の天気は、快晴で最高温度は36℃の様です。街中のアスファルトの照り返しを考えると40℃近くになると考えられます。
 知人でインドに留学経験のあるドクターは、体感温度はインドより暑いとの事です。
 この様な異常ともいえる天候の中、健全に過ごすには、適切な室内温度(27℃程度)と水分補給と、外出時には日傘の使用(男性も)やサングラスの着用、昼間の外出を控える等の対策が必要です。
 地球温暖化で益々異常気象になる日本で、上手く対応しながら生活する事が必要な様です。

新たに院長コラムを追加しました。


新しい院長コラム「命を大切に」を投稿しました。お参考にしてください。

命を大切に


この世に生を受けて、たくさんの事を経験し、人生後半になればそれを謳歌する事が、かいつまめば、幸せな人の一生と言えます。
 
 この世に生を受けた命を大切にするためには、早期発見、早期治療が必要です。つまり、癌を見つける事が重要になります。癌細胞は、全ての人で、1秒間に7個出来ると言われてます。この細胞を、見つけてこわす働きが免疫力です。この免疫は加齢とともに低下します。すると、癌細胞が大きくなり命に脅威を与えます。

 昨年暮れに、遠方にいる知人が、膵臓癌のため50歳代半ばで亡くなりました。膵臓癌は、痛みや胃腸症状が末期になるまで現れないため、しばしば発見が遅れる代表的な癌です。この方には、まだ幼い娘さんがおられました。本人は死んでも死にきれなかったと思います。この様な事になる前に、当院のMRI、CTによる画像診断をお勧めします。世界中で毎日このような、悲しい事例が無数にあります。幸い日本は、医療費の大半が公費でまかなわれています。是非この点を利用して積極的に検査を受けられる事をおすすめ致します。
 ※ただし、症状が全くない時は、保険適応にならず自費になる場合があります。
 
 私の40年間の臨床経験上、癌家系の方は特に注意が必要です。少しでも不安をお持ちの方は、ご相談下さい。

 命を大切にしましょう。生きる意味、理由は後回しで良いのです。生きたくても、死んでしまった人の為に。
   


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脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)の予防・早期診断や脳ドック頭痛外来めまいしびれの症状でお困りの方は広島市中区の山村クリニック(脳神経外科、神経内科、放射線科)へお越し下さい。