こんな症状は要注意! ホーム > 事例集 > 頭痛の症例

こんな症状ありませんか?

  • 身体の片側に麻痺やしびれを感じる
  • ものが二重に見える
  • ろれつが回らない
  • 物忘れがひどくなった
  • めまいがする
  • 頭痛がある
  • 血圧が高い
  • 言われたことが一瞬理解できない
  • 食べ物が一時的に飲み込めない
  • 話したいのに急に言葉が出なくなる

「脳神経外科は敷居が高い、怖い」とか、「気になることはあるけど大したことないだろう」という理由で、つい受診を後回しにしてしまうことがあるかもしれません。しかし、病気を克服する大きなポイントは”早期発見・早期治療”。上記の項目のような症状が必ずしも脳疾患であるとは限りませんが、少しでも「おかしいな?」と感じる点があれば、どうぞご来院ください。

どちらのケースも最初の頭痛で病院を受診していれば早期発見でき、大事に到らずすんでいます。片頭痛をかかえている人でも、いつもの頭痛と少し違うなと感じたら、すぐ病院を受診ください。
※ケースはあくまでも、事例の一部です。

頭痛の症例

  • CASE1

Aさんは40代。毎日精力的に仕事をしている猛烈サラリーマンでした。ある朝、目が覚めたときに頭痛と吐き気がしたのですがAさんは風邪と自己診断してしまったのです。結局無理をして行った会社でも嘔吐を繰り返し半休を取って会社を早退。そこで病院に行けばよかったのですが、家で安静に過ごしていれば治るだろうと家のベッドで寝てしまったのです。呼びかけても返事のないAさんに奥さんは寝ているものと勘違いしてそのまま放置。 Aさんが意識のないことに気が付いたのはもう夕方だったのです。Aさんは幸い命を取り留めましたが、脳内出血の後遺症で社会復帰のできない状態になってしまいました。

  • CASE2

Bさんは55歳。突然の頭痛にいつもの片頭痛だろうと、市販の頭痛薬を飲みそのままにしていました。 1週間後、Bさんはまた突然の頭痛で玄関に倒れ、そのまま意識を失って死亡。検死の結果、くも膜下出血ということが判明しました。

  • CASE3

40歳代、女性。若い頃より頭痛があります。頭痛の頻度は冬に少なく、春から夏にかけて増加します。多い月では8回/月ありました。また、妊娠中は頭痛はありませんでした。近医で片頭痛の診断で予防薬を投与して頂き、頻度は随分と減りましたが、最近頭痛の予防薬が無効になり頭痛外来を受診されました。頭部MRIでは異常なし。予防薬の効果がなくなったため、別の予防薬を処方しました。

  • CASE4

30歳代、女性。激しい頭痛が10歳代からありました。出産してから回数が増え、毎月一度はあります。また、頭痛時には嘔吐もあります。頭痛は夏場は2日間継続します。頭痛は、週末に多く市販薬で効果がありません。頭部MRIで異常なく片頭痛と診断し、投薬開始頭痛は軽快しました。

  • CASE5

50歳代、男性。5日間連続して右目の上に針でえぐる様な激しい痛みがありました。頭痛はほぼ同じ時間帯に1時間程度継続します。初めての経験です。血圧は、130/86。無呼吸症候群があります。頭部MRIは異常なし。頭痛の部位や症状の発現形態や痛みの強さから群発頭痛と診断し、内服薬と酸素吸入(7L/分で15分)で症状が軽快しました。

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脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)の予防・早期診断や脳ドック頭痛外来めまいしびれの症状でお困りの方は広島市中区の山村クリニック(脳神経外科、神経内科、放射線科)へお越し下さい。